サンローズ株式会社

2024.09.04

第7回エコプロアワード「奨励賞」受賞のお知らせ

2024.11.18

第7回エコプロアワード「奨励賞」受賞のお知らせ

サンローズ株式会社(本社:愛知県蒲郡市/代表取締役社長:榊原 浩高 以下「当社」)は、この度、第7回エコプロアワード(主催:一般社団法人 サステナブル経営推進機構 以下「SuMPO」)において、「縫製工場で排出する端切れ生地によるアップサイクルドレスの制作」が「奨励賞」に選出されましたのでお知らせいたします。

「縫製工場で排出する端切れ生地によるアップサイクルドレスの制作」とは
カーテン縫製工場で排出される、再利用に困難な異物が混入したレース端切れ生地(スパンコール、ラインストーンやラメ糸など)からアップサイクルウェディングドレスの制作し、廃棄物0を目指します。愛知県蒲郡市の主要産業である繊維業に、市内在住の縫製技術者とともに新たなドレス産業を創出します。また、アップサイクルドレスを軸に、地元の結婚式場と連携して、端切れ生地による結婚式の装飾やウェディング雑貨を製作します。食事において、地産地消メニューの開発、食べ残しの持ち帰りなど、サーキュラーウェディングプランを計画し、観光面で蒲郡市への誘致を図ります。サーキュラーウェディングモデルとして全国に提案します。

・地方都市のサーキュラーエコノミーへの取り組みとして優れている。
レース端材をウェディングドレスにアップサイクルする取り組みが地元ホテルとの共同で成り立った点も評価。
地域の目線も企業と同じ方向を向いており、ビジネスとして成り立っていく道筋が示されている。

・端切れの再利用先としてウェディングドレスに着目しているのは興味深い。
若い人々の未来に向けた門出に相応しいこのような取り組みは生活スタイルを根本的に変えていくきっかけになると感じる。

●「エコプロアワード」について
「エコプロアワード」は、2050年カーボンニュートラルの達成、サーキュラーエコノミー型経済への転換、DX化、ESG対応など、社会経済を取り巻く状況の変化を視野に入れ、日本市場において事業者、消費者、投資家、さらには市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルといった案件を表彰することによって、これらのさらなる開発・普及の促進を図り、持続可能な社会づくりに寄与することを目的に表彰を行っています。
エコプロアワードホームページはこちら

▼「En Dress」プロジェクト 公式Webサイト

今後の展望

エコプロアワード受賞に伴い、12月4日~6日に東京ビッグサイトで開催するエコプロ2024に出展いたします。ドレス制作を皮切りに、端切れ生地で制作する製品の拡大を計画しております。
今後は、端切れ生地を通じて、様々な他業種の企業との協業を進めていきます。端切れ生地で制作する1点モノ商品として、製作背景のストーリー性を持ったバッグ、ポーチ、巾着袋など雑貨に加え、アパレルも制作予定です。一方で、当社の縫製技術を活用して、他社の端切れ生地から製品開発の検討しております。
また、端切れ生地を通じて、地域内で繋がりのある取り組みを拡大し、幅広く端切れ生地の製品が手に取れる市場を形成して参ります。

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