カーテンの注文プロセスを活用した自宅からのリユース推進事業
本リユース推進事業の詳細
本事業は、サンローズグループ・カーテン専門店サンレジャンが展開するオーダーカーテン販売における自宅訪問型サービスを活用し、家庭内の不要品を効率的にリユースにつなげる新たな循環モデルの実証実験となります。

サンレジャンは東海地区を中心に全国26店舗を展開し、採寸と納品で2回顧客宅を訪問する仕組みを持ちますので、
本事業では、1回目の採寸時にリユース可能品目を案内しボックスを貸与、2回目の納品時に不要品を回収します。
お客様より集約した不用品は、株式会社ECOMMITが収集・選別し、リユース・リサイクルに再流通いたします。
ECOMMITは全国4,000拠点の回収ネットワークを持ち、衣類リユース・リサイクル率98%、雑貨70~90%の実績を有します。
両社が協業することで、従来の商業施設回収モデルで課題だった物流コストを改善し、地域内で持続可能なリユーススキームの構築を目指します。
事業は、サンレジャンが顧客対応、回収管理、集約を担い、ECOMMITが回収品目設定や選別、フィードバックを担当します。
実施対象は東海エリア8店舗(蒲郡、西尾、豊田、半田、安城、刈谷、大府、浜松高丘)で、期間は2025年10〜12月となります。
既存物流網を活用し、240世帯から約2トンの不要品回収を目標とします。
サンレジャンは、年間40トンの端切れ生地を再利用し、エコ雑貨製作や障がい者施設との協働などを通じて地域循環型の取組を進めています。
本事業では、リユース・リサイクル率90%以上、国内リユース率80%、不要品2トンの回収を目指します。
不要品を抱える消費者の潜在ニーズを掘り起こし、家庭内で眠る物を早期に次の使い手に繋ぐことで、ごみ減量化と資源循環を促進します。
リユース対象は小型家電、アクセサリー、調理器具などの「必須アイテム」と、衣類や生活雑貨などの「同梱可能アイテム」とし、回収物の有価性と経済性を担保する予定です。
今後の展望
実施スケジュールは、8月に準備、9月に告知、10〜12月に回収実証、翌年1月に検証を行います。
リユース困難品はECOMMITが既存ルートで適正処理します。
事業終了後は、工場・店舗・メーカー間物流を活用し、追加コストを抑えた回収モデルの有効性を確認いたします。
結果をもとに他地域展開や他社連携を検討し、地域全体でリユース意識の定着と廃棄物削減を推進します。
将来的には全国規模での横展開を視野に、循環型社会構築とCO₂削減に寄与することを目指していきます。
本プロジェクトの案内パンフレット


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